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2009年11月11日 (水)

巨星墜つ!

 森繁久彌さんが亡くなった。映画、演劇大好き人間にとっては、まさに「巨星墜つ!」というのが実感だ。映画で最初に”森繁名演”に接したのは、久松静児監督「警察日記」の人情警官役だった。貧困のあまり食い逃げした母子を取り調べる森繁警官、一人になった娘を我が家に連れ帰る。その家にも6人の子供がいる、いわゆる「子だくさん家庭」・・・哀調を帯びた民謡「会津磐梯山」のメロディーに乗って展開されるドラマ、子役「二木てるみ」の好演も見逃せないが、やはり、森繁さんの名演技は感銘的だった。

 あの当時の日本は貧しかった。「食べ物がない」という状況から、いろんな悲劇が生まれたのはたしか。しかし、人々の心は、まともで、温かかった。昨今のいろんな事件をみるにつけ、今昔の感を禁じ得ない。「森繁警官」は、当時の日本人の心象をみごとに表現したと思う。われわれにいろんなことを教えてくれた森繁さん、ありがとう。週刊新潮に3年間連載された、森繁語り・久世光彦文の「大遺言状」、改めて読み返してみよう・・・合掌

 今日の誕生日の花は、ミズヒキ。花言葉は、慶事。  今日の一句は、「水引草 空の蒼さの 水掬う」石田あき子。

 明日の記念日は、洋服記念日。

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