今日から「水無月」
今日から六月に入る。旧暦で「水無月(みなづき)」と呼ぶ。この由来は諸説あるが、文字通り、梅雨が明けて水が涸れてなくなる月という解釈が多い。他方、田植えが終わって田んぼに水を張るところから「水張月(みずはりづき)」「水月(みなづき)」とする説もあり、また、田植えという大仕事を仕終えた月という意味で「皆仕尽(みなしつき)」という説もある。とにかく、六月は「梅雨」「田植え」にちなむ「水」というイメージが非常に強い月に違いない・・・
農家に生まれ育ったわが少年時代、六月にはいろんな思い出がある。麦の秋が終わり、あわただしく田植えの時季を迎える。田植えと言えば、「水」が命。その水を巡って大人たちは殺気立ち、あちこちで水争いの喧嘩が起こる。子供にとっていちばんイヤな時期だった。しかし、今は米も豊富になり、減反で耕作地も激減、「水争い」はまったくなくなった。あれからウン十年経った今、あの喧騒が懐かしい想い出となる。「水騒動」も、ひとつの風物詩だったのかもしれない・・・
今日の誕生日の花は、サツキツツジ。花言葉は、協力が得られる。 今日の一句は、「庭石を 抱きてさつきの 盛りかな」嘯山。
明日の記念日は、路地の日。ローズの日。
« 社民連立離脱で「日本売り」加速? | トップページ | 鳩山首相のサイン? »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- プログ、毎日はお許しを・・・(2015.04.28)
- 愛川欣也、逝く。(2015.04.17)
- 会員制情報誌「選択」創刊40周年記念を祝う(2015.04.16)
- 「スマホやめるか、信大生やめるか」(2015.04.12)
- 3月の風と4月の雨は美しい5月をつくる(2015.04.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント