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2011年2月 5日 (土)

「朝まで生テレビ」考

「 朝まで生テレビ」を観る。喧々諤々の3時間、テーマは「日本は本当に”ダメな国”なのか」というご大層なものだったが、話題があっちへ飛び、こっちへ飛んで、まさに「ごった煮」という感じ。バックに流れるエジプト騒動の映像からテレビ局は「日本もあのような国にならないか」を中心話題にしたかったことが容易に想像できる。「この閉塞感が充満する日本に、なぜ暴動や騒動が起こらないのか?」に対し、大方の見解は「今のそこそこの生活に安住し、先のことはあまり考えないでいる。いわゆる『ゆで蛙現象』に陥っているから」だった。しかし、ネットで見る限り、日本でもマグマが徐々に膨れあがりつつあることを痛感する・・・

 この「朝まで生テレビ」、田原総一朗氏の司会で、もう24年間も続いている。ほとんど観ているが、内容が劣化していると言わざるを得ない。それは司会者に問題があるのではないか。個性豊かな面白い人材をピックアップしている出演者に文句はない。議論をコントロールできず、それぞれの持ち味を十分に引き出せなくなった田原氏の、粘り強さの減退に問題があると思う。今回も「古い政治家は引退すべし」と強弁していたが、古い司会者や評論家こそ身を引くべきではないか。「今年で辞める」と宣言した三宅久之氏のように・・・

 今日の誕生日の花は、ネコヤナギ。花言葉は、自由。思いのままに。 今日の一句は、「花の咲く 木はいそがしき 二月かな」支考。

 今日の記念日は、プロ野球の日。笑顔の日。

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