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2011年4月20日 (水)

映画「めし」

 山田洋次監督が選んだ「家族を描いた名映画100選」、3本目の成瀬巳喜男監督の「めし」を観る。原 節子主演、上原 謙共演、昭和26年の毎日映画賞に輝いた名作である。証券会社に勤める面白味のない不器用な夫、子供もなく日々つましい所帯を切り盛りしている専業主婦・・・結婚5年目に訪れる小さなすきま風、そして危機が訪れるが・・・林芙美子作品らしい地味なストーリーだが、平凡な専業主婦を演じる原節子の微妙な表情の変化など、実に味のある映画になっている。名作の例にもれず、観終わったあとの不思議な満足感、それを十分満たしてくれる・・・

 この映画の舞台は昭和20年代の大阪。天神橋の「しもた屋」に住む夫婦という設定だが、長屋が立ち並ぶ”大阪の下町”独特のたたずまいが実に懐かしい。また、心斎橋界隈の風景から往年のいろんなことが甦ってくる。特に、街角に見る銀行の看板、みんな懐かしい名前ばかり・・・、何とも不思議な思いをする。合併に次ぐ合併で、画面に見る銀行名は、いまや皆無。時代の移り変わりの凄まじさを実感した一瞬だ。こういうところにも、昔の「モノクロ映画」独特の愉しさと興味がある・・・

 今日の誕生日の花は、ヤマブキ。花言葉は、気品。待ちかねる。 今日の一句は、「山吹に 山の日ざしに 惜しみなく」清野敏郎。

 今日の記念日は、郵政記念日。女子大の日。

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