たかじんのテレビ番組における「武田節」
いま原発事故問題で八面六臂の大活躍中である武田邦彦・中部大教授、昨29日の読売テレビ「たかじんの何でも言って委員会」に登場、その武田節は健在。いわく・・・最大のポイントは水素爆発を起こした当日の対応に問題があった。気象庁はせめて風向きぐらい出すべきだった。漏れた量と風向きを出していたら、そこにいる国民は救われたはず。SPEEDIが後から発表した100ミリシーベルトという領域、実は広がっていたのだ。あの時、直ちにマスクさえしていれば、インフルエンザウィルスより大きい放射性物質、身体に入れないで済んだのだ・・・
ヨウ素を体内被曝しても甲状腺がんが出るのは早くて4年目、「直ちに健康に影響がない」のは当たり前の話だ。ヨウ素にはヨード剤が有効だが、50ミリシーベルトから効く。ところがSPEEDIは100ミリシーベルトが最小単位、不親切だ。他方、チェルノブイリ事故でポーランドの甲状腺がんはゼロだった。核戦争用に家庭に置いてあったヨード剤を呑んだからだ。結局、原子力発電のような巨大技術を手がける場合、先のことを考え、いろんな面に配慮しながら、それ相応の社会的な誠実さがないといけない・・・最近、プレゼンスが些か過ぎる武田教授、毀誉褒貶のあることは事実だが、話がわかりやすいのがなによりだ・・・
今日の誕生日の花は、フタリシズカ。花言葉は、いつまでも一緒に。 今日の一句は、「衣更えて 時のさびしき 二三日」福永耕二。
今日の記念日は、消費者の日。ごみゼロの日。
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