「米国債デフォルト危機」回避!?
昨日、米国、民主党と共和党のぎりぎりの話し合いが行われ、「3兆㌦の赤字削減」を条件に、「デフォルト危機」は回避された。オバマ大統領は「債務不履行に向かっていた危機を終わらせることができた」と胸を張った。もしデフォルトが現実ともなれば、米国発世界恐慌が必至の状況だっただけに、危機を避ける努力は当然で、このような妥協という結末になったのだろう。財政再建を主張して強硬に反対していた茶会派には、「憲法に財政均衡を義務づける条項を新設する」と約束、それで矛を収めさせたという・・・
当面の危機はひとまず回避されたものの、今回も難問の多くが先送りされた。1兆㌦の削減は来年から開始、残る2兆㌦は民主、共和両党から数人の超党派特別委員会を作り、その委員会が削減について審議し、今年11月末までに決めるとしている。昨日、時間がなくなったことによる苦肉の策だったらしい。景気を支えるための投資ができなくなることで、これからの米国経済はどうなるのか、が最大の問題だろう。それより、今日「8月2日」の議会だ。両党の代表が話し合って結論を出したものの、議会での議決はどうなるのか? 党議拘束意識が希薄な米国議会のこと、果たして?・・・
今日の誕生日の花は、サギソウ。花言葉は、心の強さ。 今日の一句は、「開くより はや鷺草の 飛ぶ構え」宇都木 水晶花。
今日の記念日は、パンツの日。ハーブの日。
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