« 「円高・ユーロ安」が進行する! | トップページ | まだまだ目が離せない! »

2011年10月28日 (金)

「知性の薄い興奮しやすい頭脳」

 今朝のNHK朝のビジネス展望に登場した寺島実郎氏(財・日本総研理事長)の話に感銘を受ける。何でも今度の日曜日に放映されるNHKアーカイブスの「わたしが選ぶあの番組」に寺島氏が出演、1963年に放映された第一回の大河ドラマ「花の生涯」(舟橋誠一原作・尾上松禄主演)を語るのだそうだ。これは幕末の悪役・井伊直弼の物語である。安政の大獄で吉田松陰らを殺し、時代を逆行させようとした人物で、歴史上、悪役のイメージがつきまとう。その人物を舟橋誠一は「花の生涯」というタイトルを与え、しかもNHKが第一回の大河ドラマとして取り上げたことに深い意味を感じるという寺島氏・・・  

 当時、札幌高校の1年生だった寺島氏が、それを観てたいへんな刺戟を受けたという。つまり、歴史は単純に考えてはいけない。ものごとというものは深く考える必要がある。「尊王攘夷」という言葉で時代を捉えていたけれども、その後の日本は開国近代化の方向に向かう。井伊直弼が桜田門外の変で殺される時、彼の心をよぎったのは「知性の薄い興奮しやすい頭脳が、この国では熱血漢として評価される。どうして広い世界に目を向けようとしないのか」。広い世界に目を向ける・・・この言葉が現代にも通じる。すべて歴史認識の中から、じっくり腰を落ち着けてものを考えることが、これからの日本には重要ではないか・・・「知性の薄い、興奮しやすい頭脳」の持ち主が、日本人に多いような気がしてならない・・・  

 今日の誕生日の花は、ヨメナ。花言葉は、隠れた美しさ。  今日の一句は、「子にみやげ なき秋の夜の 肩ぐるま」能村登四郎。 

 今日の記念日は、群馬県民の日。

« 「円高・ユーロ安」が進行する! | トップページ | まだまだ目が離せない! »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「知性の薄い興奮しやすい頭脳」:

« 「円高・ユーロ安」が進行する! | トップページ | まだまだ目が離せない! »