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2011年12月14日 (水)

12月14日・赤穂浪士討ち入りの日

  今日は「12月14日」、言わずと知れた赤穂浪士討ち入りの日である。元禄15年12月14日(旧暦・1703年1月30日)、雪降り積もる本所松坂町の吉良邸を大石内蔵助良雄が率いる47浪士が襲う。このクライマックスシーン、子供の頃から映画やテレビドラマで何度観たことか。喧嘩両成敗のはずなのに、吉良上野介義央はお咎めなしで、浅野内匠頭長矩だけが即日切腹となる。それは何故? 「義央が刀に手をかけたのか、どうか?」が繰り返し尋問されたように、やはり御法度である殿中抜刀が、この裁きのポイントとなったらしい。しかし、家臣は収まらず、江戸市民も赤穂浪士のサポーター役になる。そして、後世にまで語り継がれることになるわけだが、日本人のメンタリティにぴったりの”ドラマ”だったからかもしれない・・・

 以前、東京出張の際、泊まったホテルが高輪・泉岳寺の真横。朝、散歩しがてらに赤穂浪士の墓に必ずお参りした。早朝なのに線香が供えられ、荘厳な雰囲気が醸し出されており、思わず合掌する・・・「風さそう 花よりも猶我はまた 春の名残を いかにとやせん」は長矩の辞世歌だが、まだ34歳の若さ。前途ある身に突然ふりかかった災難? やり切れぬ自責と無念さが窺われる。家臣たちの辞世の歌や句・・・大石良雄、45歳「あら樂や 思いは晴るる身は捨つる 浮き世の月に かかる雲なし」。堀部弥兵衛、77歳「雪晴れて 思いを遂げる 朝(あした)かな」。神埼与五郎、38歳「余の星は よそ目づかいや 天の川」。大高源五 38歳「梅で呑む 茶屋もあるべし 死出の山」・・・今夜10時から放映されるNHK・歴史秘話ヒストリア「ああ・・・討ち入りさえなかったら」が面白そうだ・・・

 今日の誕生日の花は、サイネリア。花言葉は、喜び。快活。 今日の一句は、「サイネリア 花たけなわに 事務倦みぬ」日野草城。

 今日の記念日は、赤穂浪士討ち入りの日。

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