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2012年5月 9日 (水)

テレビ局がのんびりしている理由

 今朝のサイト探訪で、大西 宏ブログ(マーケティング・エッセンス)の「斜陽産業化したテレビを誰が救えるか」に注目する。冒頭の「テレビがどんどんつまらなくなってきた」というフレーズに、まず共鳴し、そして「報道番組も、まるで田舎芝居のようなワイドショー化している」に「全く同感!」と思わず膝を叩く。大西氏は云う「テレビ局がいくら頑張っても、時代の流れには抵抗できない」と。その理由は3つ。1)インターネットの拡大。2)生活時間の分散化。3)興味、関心の多様化・・・そんな状況なのにテレビ局がのんびりしている3つの理由。 1)電波帯の独占による利権があるから。2)視聴率競争に勝てば利益が出るから。3)経営が保守化し、保身化している(チャレンジ意欲の低下)・・・

 他方、稼ぎはどうか? 「実は、広告収入があまり落ちていない」のに驚く。すなわち、昨年の広告収入は1兆7237億円で、前年比99.5%と世の厳しさと比べて非常に健闘している。このことがテレビ局の「のんびりムード」の大きな要因になっている。ところが、日ごろから気になっていることがある。それは、CMの問題だ。仕事柄、日々報道番組を中心に録画で視ているが、時間の節約上、CMはすべてすっ飛ばしている。申し訳ないという気持ちと共に、テレビ局やCM提供企業にとって、罪な器械を作ったものだと思う。中には「CMが大好き」というムキもあるらしいが・・・その辺がどうなっているのか、不思議でならない・・・

 今日の誕生日の花は、クレマチス。花言葉は、ほのかな喜び。 今日の一句は、「鉄線の 花の白より 雨あがる」五十嵐播水。

 今日の記念日は、アイスクリームの日。

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