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2013年4月30日 (火)

三国ドラマ「老いてこそなお」を観て

 去る14日、急性呼吸不全のため90歳で亡くなった「三国連太郎」、彼を偲ぶ番組が26日、NHKで放映されたが、その中で再放送された8.0歳のとき演じたドラマ「老いてこそなお」(2004年制作)を観て感動する。東京の特別養護老人ホームを脱走した老いた男女と男の孫(5歳になる男の子)が旅先で、いろんなことを体験しながら、生きる勇気、家族愛を含む「愛」を見出す姿を描いているドラマである。東京からヒッチハイクなどで郡上八幡、福井県三国への3人旅、軽いアルツハイマー病の老女を演ずる渡辺美佐子、5歳の子役、そして、脳梗塞の後遺症で右手の指が不自由な元棟梁・三国が演じる主人公・・・みんな渾身を込めた名演技だ。そして演出は釣りバカ日誌の森崎 東監督。呼吸はまさにぴったりの傑作となっている・・・

 郡上八幡の踊りの群れをかき分けて、足をくじいた渡辺を背負って歩く三国が、道々喘ぎながら孫に向かって言う。「男なら負けるんやないぞ。人間、負けてしまえば何も残らない。それですべて終わりだからな」と。実は、息子は貸しはがしにあって会社は倒産寸前、かつ離婚話しが出ていて家庭は崩壊状態。祖父の言葉に孫は健気にも「わかった!」と大きく頷く。そして、最後のシーン「いくら貧しくても1膳のご飯を分け合って生きていくのが家族ではないか。それを自分のことばかり考えてボヤイてばかりいる」という言葉に対し、息子は三国の肩を抱きながら「オヤジすまなかった」と深く頭を下げる・・・「人間の生き方」を考えさせられる名ドラマであった・・・

 今日の誕生日の花は、ルリカラクサ。花言葉は、可憐。 今日の一句は、「雨が降って ほがらか」種田山頭火。

 今日の記念日は、図書記念日。

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