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2013年5月12日 (日)

映画「リンカーン」を観て。

 スティーブン・スピルバーグ監督作品の映画「リーンカーン」を観る。「リンカーン」や「南北戦争」についての知識は、恥ずかしながら常識的な域を出ず、そのためストーリーの展開について行けず些か辟易した。結局、52歳で大統領に当選したものの、就任1ヵ月で戦争が勃発、そして終戦の1週間後に暗殺されたリンカーン、その4年と42日間、戦争に明け暮れて悩みぬく「悲劇の大統領の物語」と言っていいだろう。南北戦争は奴隷制度を持たない北部(合衆国=ユニオン)が、南部の奴隷制度を批判したことから始まったものであり、経済力、軍事力で南部を圧倒しいた北部が簡単に勝つと思われていたが、南部を率いたリー将軍の卓越した指導力で戦争が意外に長引き60万人の犠牲者を出した米国、その悲劇物語と言えるだろう・・・

 映画のクライマックスは、憲法修正第13条の可決工作を展開するシーン。可決するには下院の「3分の2」を確保しなければならない。が、20票不足。相手の民主党を切り崩して、寝返らさなければならない。側近やロビイストともども作戦を立て、そして大統領自ら号令をかけて叱咤奮励を行うのだ。ところが「2票」が不足したまま議会採決の日を迎える。事務局が議長の命で、下院議員1人ひとりの名を呼び賛否を問うていく・・・そして最後の方になって反対していたのを賛成に変える議員が現れ騒然となる。リンカーンが命をかけた奴隷制度廃止の修正憲法が遂に日の目を見た瞬間だ・・・昨11日、この映画を観たという安倍首相は記者団に、「常に指導者は難しい判断をしなければならない」と語ったというが、憲法改正の「3分の2条項」、リンカーンが命をかけたほど、厳しいものという認識を持ったかどうか?・・・

 今日の誕生日の花は、アスチルべ。花言葉は、恋の訪れ。 今日の一句は、「猫の子の 鳴く闇しかと 踏み通る」中村草田男。

 今日の記念日は、看護の日。

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