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2013年7月 1日 (月)

片岡鶴太郎と「赤い椿」の出会い

 毎日曜日、午前5時15分のNHKテレビ番組「演芸図鑑」、今週は落語家・柳家権太郎が司会役だったが、スペシャル対談に出演した俳優・片岡 鶴太郎の「絵の話」に感銘を受ける。もともと好きだった「物まね」からスタートするが、ボクシング、歌手などを経て三枚目俳優として成功する。その一方で、絵画、書、陶芸などにも精進し、今や玄人はだしとの定評がある。映画、テレビ、舞台で大忙しの日々だったが、38歳になった頃、仕事が突然なくなりスケジュールにぽっかり穴があく・・・明日が見えない日々のなかで、夕暮れになると幼い頃を思い出し、切なさがこみ上げてくる。まさにうつ状態・・・半年ほど続いたある日、偶然、赤い椿の花を見て感動、それが芸術心への扉を開く・・・

 片岡鶴太郎は言う「それは2月の寒い日の朝だった。何となく後ろで気配がする。ふっと振り返ると赤い花が咲いている。こんな寒い朝、それも誰も見ていないのに、ひたすら咲いている。花の美しさ、それは単にきれいじゃなく『生き方』ではないか。偶然、花と向き合えて、そのすばらしさを感じさせてくれた瞬間であった。その花というのが「赤い椿」。自分もこの椿を表現できる人になれたら・・・40代からこれに向き合おう。そして、こういう感動を画くのが画家なのかもしれない。はじめて画集を見る。見ているうちに好きな画家ができ、そして物まねからきている私は、いいところを盗むという具合に絵の道に入っていった」・・・右利きの鶴太郎、絵を描く時は左利きという。興味深い芸能人ではある・・・

 今日の誕生日の花は、アザミ。花言葉は、独立。 今日の一句は、「双眼鏡 遠き薊の 花賜る」山口誓子。

 今日の記念日は、山形新幹線開業記念日。

 

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