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2013年7月17日 (水)

映画「バッファロー大隊」を観て

 NHK・BSプレミアムで1960年制作の米映画「バッファロー大隊」の録画を観る。ジョン・フォード監督の西部劇だが、殺人の嫌疑をかけられた黒人軍曹を裁く軍法会議を描いたもので、いわば裁判劇だ。奴隷解放直後の米国、軍隊においても黒人差別が激しかったなかで起こった少女殺人事件。冤罪にもかかわらず黒人ゆえに窮地に陥る部下のカトレッジ軍曹を救うため、弁護を買って出たジェフリー・ハンター扮するカントレル中尉。最後の土壇場で真犯人を割りだすサスペンスの面白さもさることながら、彼のリーダーとして、また人間として、あふれる正義感、勇気、友情をみごとに描いたジョン・フォード監督の手腕に酔い、そして感動した・・・

 最近のニュースで「米国内で黒人の未成年が、ヒスパニックの自警団の男性に殺害された事件で陪審員の評決が無罪になった。ところがそのことで全米に怒りの声と抗議行動が広がっていて、大統領が沈静化を求める異例の演説を行った」ことが報じられた。米国に、黒人の差別や蔑視の感情がいまだにあるとは思えないが、「バッフロー大隊」でも痛感させられたように、米国人の深層心理にはそれがあり、なかなか払拭されないのかもしれない。それだけに、裁判における「陪審員の選定」には”絶対公平さ”が求められる所以・・・人種の坩堝である米社会、オバマ大統領もたいへんだろう・・・

 今日の誕生日の花は、ギボウシ。花言葉は、沈静。 今日の一句は、「這入りたる 虻にふくるゝ 花擬宝珠」高浜虚子。

 今日の記念日は、東京の日。

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