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2013年10月26日 (土)

映画・ダイアナを観る

 映画・ダイアナを観る。大阪へ出た昨日の午後、急に空き時間ができたので、映画館に飛び込む。受付嬢に「いま、どんな映画やっているの?」と訊くと、いくつかタイトルを挙げる。「あなた、どれが一番いいと思う?」に対し、即座に「ダイアナですよ」と彼女。時間的な都合もいい。正直、あまり観たいと思っていなかった映画だが、彼女の笑顔に誘われるように入る。しかし、結果として、強く印象に残るいい映画だった。ダイアナがパリで事故死する直前の2年間を描いたドラマで、パキスタン・ラホール出身の心臓外科医・ハスナット・カーン(36歳)との「ままならぬ恋」に激しい情熱を燃やすダイアナの秘められた「熱愛物語」と言っていい・・・

 あれほど愛し合っていたダイアナとハスナット、そして彼の父母も親戚も温かく受け入れる感じだったのに、なぜ結婚できなかったのか? そこには宗教的な問題が大きく立ちはだかっていた。イスラム教とキリスト教である。普通の人ならばこの障害は越えられたかもしれないが、この二人の場合、そうはいかなかった。テーマとしては非常に難しい「映画・ダイアナ」、これを演出したのがオリヴァー・ヒルシュゲールである。アカデミー賞外国映画賞にノミネートされた「ヒトラー~最後の12日間~」ほか、いくつかの名作を世に出しているドイツが誇る名監督だ。この映画はドイツ人の監督であるが故に、ダイアナの真実に迫られたのではないか。英国人監督にはとうていできなかったと言われている・・・この映画を薦めてくれた受付嬢に感謝!・・・

 今日の誕生日の花は、ピラカンサ。花言葉は、燃ゆる想い。 今日の一句は、「さむざむと 影なき秋の 遍路かな」佐々木有風。

 今日の記念日は、サーカスの日。

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