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2014年5月31日 (土)

5月の「朝まで生テレビ」

 30日放映の「朝まで生テレビ」、今回のテーマは「反日、嫌韓をどう考えるか」。わがビジネス人生の中で韓国人との関わりが多かっただけに、些か気が重かった。案の定、前半は気が滅入り放し・・・しかし、最後の部分で、「実際に両国民個々には、そんなに反日、嫌韓はない」という黒田勝弘氏(産経新聞・ソウル支局長特別記者)の話にややほっとする。曰く「現に、私は30年間ソウルで生活し、日本語で暮らしているが、今までとやかく言われたことはない」と。今や国際的問題にまでなっている「従軍慰安婦問題」、不幸な歴史に違いないが、この問題は両国の政治トップ同士が真摯に向き合って、解決への糸口をみつける努力を重ねるしかいのではないか・・・

 併合された側の韓国民独特の「恨(はん・無念さ、悲哀、無常感)の文化」を日本人は理解する必要があるように私は思う。銀行員時代、朝鮮半島出身の人たちが多く住んでいた地域で営業を担当していたが、当然、多くの彼らと親しくなった。時として、考え方の違いに戸惑ったこともあったが、特に問題を感じたことはなかった。むしろ、韓国人特有の倫理(儒教の精神)や恨の文化に関心を持ったことを憶えている。他方、日本のバブル時代、多くの日本人男性はソウルや釜山の妓生パーティに大挙繰り出した。その時代の「恨」が、今も彼の国に残滓としてあるのかもしれない。近くて遠い国になった「日韓」、いつの日か、反日、嫌韓が払拭されることを祈ってやまない・・・半歩進んだ日朝交渉、「その裏に2代目X氏」という今朝の朝日新聞記事が気になる・・・

  今日の誕生日の花は、カラ―。花言葉は、清浄。 今日の一句は、「翅わって てんたう虫の 飛び出ずる」高野素十。

 今日の日は、世界禁煙デー。

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