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2014年6月 7日 (土)

映画「60万回のトライ」を観る

 先日の「日朝外務省局長級協議会」で拉致被害者情報の合意が成立、難問打開に一歩進んだ感じだ。しかし、その行く手には「核・ミサイル」という大きな壁が立ちはだかっている。2002年9月17日の「日朝平壌宣言」当時、北にはまだ核がなかった。しかし、現在は核が開発され、すでに実験まで行っている。最近では、4回目の核実験を行う雰囲気すら感じられる。もはや、北の核放棄はあり得ない。他方、日本の拉致事件は明らかに人道上のもの。すべてを解決して制裁解除として支援するのが筋。ところが合意事項にとりかかった段階から支援始めるという。「大丈夫なのか?」と懸念する国民は少なくない。北に対する日本の国民感情は、至って厳しい。拉致事件から核・ミサイル開発まで日本への脅威を続けているからだ・・・

 そんな日朝関係のなか、大阪朝鮮高級学校のラグビー部のドキュメンタリー映画「60万回のトライ」が上映された。監督は韓国人女性「朴 思柔さん」である。2011年1月5日、花園ラグビ―場の準決勝で桐蔭学園に「10対21」で敗退した大阪朝高に1年間かけて密着取材。第3期がんに侵されながら鬼気迫るものを感じさせる。高校ラグビーファンである私は、我が地元の御所実業と大阪朝高をいつも応援している。前者はともあれ、後者の大阪朝高は、大きなハンディキャップを背負いながら果敢に戦う姿に感動を覚えるからだ。昨年2月、文科省は高校無償化法の省令を書き換え、朝鮮高校をその対象から外した。同校ラグビー部主将・金 寛泰君が訴える「ラグビーはノーサイド精神なのに」と。今、在日朝鮮人は60万人。それが「60万回」の意味だ・・・思えば、日本も「少数民族問題」を抱えている!・・・

 

 今日の誕生日の花は、クチナシ。花言葉は、洗練。優雅。 今日の一句は、「くちなしの 香を嗅ぎて寄る ひとのあと」山口誓子。

 

 今日の日は、母親大会の日。

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