関西テレビの報道番組「アンカー」消える!
4月にテレビ番組の入れ替えが行われるのは例年のことだが、今回驚いたのは、関西テレビの報道番組「ニュースアンカー」が消えてなくなるという話だ。今日の同番組担当コメンテーター・青山 繁晴氏が「月曜日に正式に発表あり、9年間続いたこの番組が今月一杯できれいになくなる。私の担当は今日と来週の水曜日だけとなり、視聴者の皆さんに感謝したい」と、いとも神妙なる感謝の弁を述べる。まぁ「深読みの青山」情報には、毀誉褒貶いろいろあったが、ズバリ本質を突く分析には、時として感銘的ですらあった。特に、携帯電話で直接話ができる「安倍シンパ」だけあって、ドキリとさせられた”水面下情報”は一度や二度ではない。その点、惜しい気がしてならない・・・
コメンテーターとして印象深いのが森田 実氏もその一人。リベラルという点では、共感性があり、昨年3月、突然アンカーを降板した時は驚いた。「郵政解散で自民党の圧勝を電通の力が大きい」との発言が遠因になったとのことだが、歯に衣を着せぬ辛辣な発言は小気味よかった。降板後、自らのプログで関西テレビの同番組スタッフに丁重な謝辞を送っていたことは、今も強く印象に残っている。もう一人、鈴木 哲夫氏のコメント「永田町取材ノート」も面白かった。常に公平な立場で語ろうとする姿勢に好感が持てた。いずれにしても、「アンカー」は消えてほしくない番組であったことは確か・・・次はどんな報道番組が登場するのだろうか?・・・
今日の一句は、「春の雁 淋しきときを 渡りけり」小林康治。
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