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2015年4月17日 (金)

愛川欣也、逝く。

  「愛川 欣也」、突然の死に驚く。同じ「国民学校1年生」体験者として、彼に共感、共鳴を覚える出演作品が多く、よく視たのが報道番組。その最たるものは1999年~2012年3月まで続いた朝日ニュースターの報道番組「パックインジャーナル」。まさに愛川氏のワンマン番組だった。疎開児童として飢餓時代を過ごした少年時代の苦痛が、思想的に暗い陰を残していたのは事実。、それが彼の考え方を反戦・平和→反権力→リベラルに変えていったのかもしれない。「マルチタレント」の彼に、そんな一面があったとは知る人は非常に少ないだろう・・・

 もう1つ、彼との共通点は「小沢一郎」の”隠れファン”ということもある。総スカンという雰囲気の中で「小沢」を彼は必死で弁護していた姿を今でも鮮明に覚えている。私も同様に「小沢が好き」という理由で仲間から袋叩きに何回も遭っただけに、その悔しさがよくわかる。日本人特有のいじめだろう。マスメディアに完全に殺された彼は、再起はもはやない。しかし、「盗人にも三分の理」というのがあり、彼ならではの「良さ」もいくつかある。でも、言わない。言ってもせんないことで、いずれわかる時がくると思っている。「菅原 文太」に続いて「愛川欣也」が逝き、「隠れ小沢ファン」が、また一人減った。合掌・・・

  今日の一句は、「春老けて 諸鳥啼くや 雲の上」前田普羅。

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