世界が日本を買いだした!
日本の「株式バブル云々」の噂が聞こえるなか、今日発売の週刊現代(4/18号)の巻頭大特集「『株はまだまだ上がる!』そう読んだほうが勝つ」との見出しに驚き、さっそく読む。これまでは「たかが週刊誌」とあまり信用しなかったが、政府や大企業の忖度報道が多い昨今のこと、問題把握と切り口の鋭さにおいては大メディアより遥かに面白い。曰く「GPFG(ノルウェー政府年金基金グローバル)が日本企業1527社の株を4兆8千億円買っていた」という。1年前に比べて1兆円増だ。また、日本国債も約3兆円保有しているとのこと。同ファンドの運用総額100兆円というから、これからまだまだ「日本買い」を続けるに違いない・・・
なぜ日本株に目をつけたのか。或る専門家は言う「日本企業が株主還元の姿勢を打ち出したことが大きい。まさに『文明開化』だ。日本株はこれから10年、20年かけて質の高い市場に変貌していくなかで、これから彼らは本格的に、『質の高い』日本株に買いを広げて行くに違いない」と。ニュージランドの年金基金も日本株を膨らませているという。今までの日本株は日銀やGPIF(年金積立金管理運用独立法人)が買い支えてきたわけだが、そろそろ調整局面という時点での日本株買いの増勢である。同誌執筆の専門家は、「年末、23000円~25000円を予想している」という。果たして?!・・・いま世界に広がりつつある地政学的リスク、無難に乗り越えればいいが・・・
今日の一句は、「春眠の 夢でよかりし 涙かな」上村占魚。
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