旅行・地域

2015年1月24日 (土)

まだ「解決」の道見えず

 イスラム国の人質事件、彼らが期限としていた72時間はとっくに過ぎ、今日ぐらい何か動きがあるかと思っていたが、これといったものはない。ただ、昨夜9時頃、こんなメールが届いたという。曰く「緊急。イスラム国は日本人人質の処刑へのカウントダウンを始めることを発表するだろう」。また、今朝5時頃、「イスラム国は急いでいない。期限は切れたが、次の期限を決めるのもイスラム国の方だ」と。発信源は不明。従って、真偽は定かでない。まったく舐めたような話だが、状況は五里霧中のまま。現地で指揮をとっている中山副大臣の動きが昨夜から、急にあわただしくなったという・・・

 協力を求めていたヨルダンやトルコから何か情報があったのだろうか。例えば、交渉相手を掴んだとか・・・。しかし、交渉と言っても「テロには屈しない」という方針を政府が出している以上、「今さらカネを出す、とか、金額を負けてくれ云々」は言えない。「人命を第一に考える」方に重点を切り替えれば、フランスやトルコの人質救済法、つまり、知恵を出して解決し、あとは「ノーコメント」を決め込むこと以外にない。しかし、昨日のダボス会議で、ケリー゛米・国務長官が言った「あんなモンスターの集まりのようなイスラム国は、絶対に倒さなければならない」を日本側が遵守するとすれば、中山副大臣の「わたしは絶対あきらめない」が、空しく響く・・・時計は止まらない。どうなるのだろうか?!・・・

  今日の一句は、「床踏んで 宵天神に 参りけり」鳥道 素石。

2014年9月14日 (日)

不動産、今や”負動産”!

 昨13日のテレビ・BSジャパン「マネー羅針盤」が放映した特集「都心の空き家対策」に驚く。高齢化が進んでいる地方の空き家問題は、わが身近に起こっている現象だけに承知していたか、若者が溢れている東京都の空き家が大問題化しているとは驚くほかない。「東京で持っている不動産は、財産ではなく、今や厄介な”負動産”」と宣うのは、この日、出演した不動産コンサルタント・牧野知弘氏である。今、東京都には778万人が住んでおり、うち65歳以上の「団塊の世代」が256万人で、76%が持ち家。2020年に彼らは後期高齢者になり、ケアホームなどに入るので空き家は加速度的に増えていく・・・

  現在、東京都の空き家は80万戸、これがこれから増えていく。その一方、売りたくても買い手がつかない社会情勢が続く。ならば建物を潰して更地にしておけば・・・しかし、2015年1月1日から固定資産税(宅地)の基礎控除額(200平米の宅地まで)が減り、税金は6倍に跳ね上がる。買い手が見つからなければ税金がたいへん。つまり、土地200平米の固定資産税、年15~20万円だったものが、70~100万円になるから家計にはこたえる。したがって、これまでありがたかった不動産(財産)が、厄介な”負”動産になってしまうというわけだ。東京でそうだから、地方は何をか況やであろう・・・まさに恐ろしき哉、人口減!・・・

  今日の誕生日の花は、フシグロセンノウ。花言葉は、転機。今日の一句は、「渡り鳥 みるみるわれの 小さくなり」上田五千石。

 

 

2014年8月24日 (日)

秋近し

 今朝のサイクリング、車のあまりに少ないのに驚く。里道ならともかく、田舎の「村道」でも最近では小型車が「道狭し」と闊歩ならぬ「闊走」しているが、今朝はガラ空き・・・。お盆過ぎの日曜日からだろうか? 自転車族は小型車の多さを嘆くが、向こうも、”小邪魔”な自転車が前をちょろちょろ行くことに、ハラを立てているに違いない。他方、最近、歩く人が優先される歩道のこと、自転車がすいすいと走るわけにはいかなくなった。自転車専用道路というものを作ってほしいとつくづく思う・・・

 自転車で走っていると、頬に当たる風がとても爽やかで、さすがの今年の猛暑も、「ひと夏の終わり」を感じさせるに十分だ。「夏の甲子園」も明日、優勝戦だ。この頃、よく飛んでいた甲子園の赤とんぼ、テレビでもとんと見かけなくなったが、これも自然環境の変化なのだろうか? ともあれ、心配されていた「原発ゼロ節電」もなく、秋を迎えられることは何よりだ。ただ、広島県下の土砂災害、今朝のテレビでは亡くなった方が49人、行方不明が41人に上り、胸が痛む。日本列島の自然災害、どこで何が起こるか分からない時代になった・・・これから迎える台風シーズン。お互い、気をつけたいものだ・・・

  今日の誕生日の花は、オイランソウ。花言葉は、同意。温和。 今日の一句は、「花魁草 倒れ伏したり 草の上」伊藤鴎ニ。

 

2011年7月 3日 (日)

「大阪副首都」構想

 東日本大震災をきっかけに「首都機能移転」問題が再燃しているが、「遷都」や「大阪都構想」などに猛反対してきた石原都知事も、ようやく重い腰を上げたという。1日、石原、橋下知事が都庁で会談、結局、「大阪を、首都機能をバックアップする副首都とするなら結構」となった由。マスコミ的にはあまり目新しいことではないが、日本の地方行政改革が一歩前進したことはよかったのではないか・・・

 ところで、橋下知事、大阪府と市の再編を進めるため、秋には知事を辞任、いよいよ大阪市長選(ダブル選挙)に打って出る。そこで「東京都は首都、大阪は副首都、ということを都知事との間で共通の認識を得られたことは大きい」と橋下知事にしては珍しく神妙な言い回しになったのは、わが国の「首長のドン」的存在である石原都知事を味方につけたいという下心があってのものかどうか?・・・

 今日の誕生日の花は、アガパンサス。花言葉は、恋の訪れ。愛の便り。 今日の一句は、「草笛を 子に吹く息の 短さよ」馬場移公子。

 今日の記念日は、波の日。ソフトクリームの日。

2010年4月19日 (月)

アイスランドの火山噴火

 アイスランドの火山噴火による航空機の混乱は、収まる気配がない。この火山灰の飛散は今後、数日間続くとみられており、航空機復旧の見通しはまだ立っていない。この混乱は「9.11同時テロ」当時を上回るものと言われるから、いかに酷いかということ。もし、これが長期化すると噴煙が日光を遮り、気温低下など気象への影響も懸念される。これによる旅客や航空会社の被害は深刻だが、その他の経済的な打撃も少なくない・・・

 NEVADA投資情報専用ブログによれば、欧州およびロシアの穀物生産が壊滅的な打撃を受けるのではないかと言われており、穀物商社の動き次第では世界中から穀物が消える可能性があるとのこと。折から日本でも気候不順で野菜が高騰しているが、お米も今後、生育が遅れることもあり得、国民生活に大打撃を与えるかもしれない。それだけに、はるか彼方とは言え、アイスランドの火山噴火の状況を注視する必要がありそうだ。

 今日の誕生日の花は、ヤグルマソウ。花言葉は、教育。  今日の一句は、「誰となき 人なつかしや おぼろ月」樗良。

 明日の記念日は、郵政記念の日。女子大の日。

2010年4月14日 (水)

「舛添・大阪独立国構想」

 今朝のサイト情報「現代ビジネス」に載った舛添要一レボート「大阪独立国構想」に驚く。元気のない大阪を活性化するには、鄧小平流の「一国二制度」を導入し、これをバネに真の地方活性化を図るという。そして、それには政治家の強力なリーダーシップが必要だが、今、それをやれるのは「752日間、厚労大臣を勤め上げた自分しかない」と言いたげなレポートの内容である・・・

 今朝のテレビニュースでは「舛添、東国原」の接近が伝えられたが、これに「橋下」が加わると、もう1つの強力な新党が旗揚げすることになる? 今、総理にしたいナンバーワンの舛添氏、特区を含む大阪独立国構想はまことに結構だが、あまり大風呂敷を広げないことだ。まさか政権が転がり込むとも思わず、「普天間を県外に」を公言してしまった鳩山さんの前轍だけは踏まないよう気をつけることだ・・・

 今日の誕生日の花は、マーガレット。花言葉は、恋占い。真実の愛。  今日の一句は、「風の中 マーガレットの 花暮れず」成瀬正俊。

 明日の記念日は、ヘリコプターの日。遺言の日。

2010年4月 8日 (木)

「大阪都」への期待

 橋下知事がかねがね口にしていた「大阪都構想」・・・昨日の関西テレビの番組で初めて視聴した。好むと好まざるに拘わらず、そうならざるを得ないだろうというのが正直な感想だ。大半の地方自治体は、財政的には「○○再生法」必至の状態。大阪府も大阪市もその例に漏れず革命的改革が避けられない。しかし、実現への壁は高くて部厚い。既得権益者がゴマンといるからだ。東京府と東京市が廃止され、「東京都」になったのは昭和17年7月1日。国家非常時体制だったから簡単にできた。当時の「東条英機首相」が偉かったからではない。ところが、今は民主主義の時代、橋下知事がこれから進むであろう道は長くて苦難いっぱい・・・

 橋下知事も言うように、財政改革での最大の難題は「リストラ」だ。つまり、府や市職員、そして議員の大削減である。議員削減で猛反発を喰っている河村名古屋市長をみれば、その難しさがよくわかる。要は、府民や市民がこの問題をどう認識し、行動を起こすかどうか・・・財政が深刻なのは地方自治体だけではない。「日本国」も同じ・・これから、こと政治問題に関しては、有権者の意識の差が、国や地方の明暗を分けることは間違いない。

 今日の誕生日の花は、レンゲソウ。花言葉は、私の苦しみを和らげて。感化。  今日の一句は、「手にとるな やはり野におけ 蓮華草」瓢水。

 明日の記念日は、左官の日。大仏の日。美術展の日。

 

2009年9月22日 (火)

外国人に人気の観光地

 シルバーウィークもあと1日、やはり観光地は大賑わい。「観光ニッポン」の面目躍如というもの。過日、NHKラジオ・朝のビジネス展望で、中北東洋大大学院教授が「日本の観光資源を考える」を語るなかで、「今、外国人に大人気の観光地」を紹介していた。①瀬戸内海の「直島」・・・安藤忠雄設計のアートミュージアムが人気(主にフランス人)。②北海道・ニセコ・・・パウダースノーが人気(主にオーストラリア人)。③信州白馬山麓・・・(主にアジア人)などなど。外国人は長期滞在がひとつのパターンという。中北教授は「日本は本格的に観光立国をめざすべきだ」と力説していたが・・・

 新型ウイルスミニ情報・・・●中小企業も対策に動き始めた。「大流行し減産や操業停止に追い込まれた場合に備え、取引銀行と緊急時の融資について交渉を始めている企業もある」という(22日、日経)

 今日の誕生日の花は、ナンバンギセル。花言葉は、物思い。  今日の一句は、「秋の燈の いつものひとつ ともりたる」木下夕爾。

 明日の記念日は、不動産の日。秋分の日。テニスの日。

2009年8月27日 (木)

「男はつらいよ」の記念日

  今日の記念日は、「男はつらいよ」の日。1969年8月27日に第1作「男はつらいよ」がスタート。それから1995年12月、最後の「寅次郎、紅の花」(第48作)まで、盆と正月の人気映画として多くの人々から愛された。猛烈な寅さんファンだった筆者は、全作を映画館で観た上に、テレビのリピートでも全編、3回以上は観ているだろう。「バカみたい!」と笑っていた家人も、最近ではリピートを面白いと言って観ている・・・

 48作中、一番好きなのは、第32作「口笛を吹く寅次郎」だ。竹下景子がマドンナ役で吉備・高梁の蓮台寺を舞台にした作品。酔っ払った和尚(松村達雄)の代わりに、お坊さんとして法事に出向く。そこでお経を読み、説教を垂れるのである。お経は帝釈天の門前町柴又で育っただけあって巧みにごまかす。文字通り「門前の小僧・・・」だ。説教も亭主の浮気をやんわり諫めるなど、面白くてうまい。「和尚より、よっぽどありがたいわ」と喜ばれる・・・山田洋次監督をして「あのような俳優は2度と出てこないだろう」と言わしめた渥美 清、わが心にも永遠に住み着く・・・

 新インフル情報・・・舛添厚労相は26日、輸入するワクチンに副作用が出れば特別措置法で補償する方針を固めたとのこと(読売1面トップ)。1週間で入院105人。74歳の女性死亡、国内4人目。産経新聞3面。

 8月27日、今日の誕生日の花は、ユウガオ。花言葉は、魅惑。 今日の一句は、「夕顔は 恋のをはりの はじまりか」渡辺恭子。

 明日の記念日は、バイオリンの日。気象予報士の日。